不整脈 症状

不整脈の3種類の治療法

不整脈の治療には、薬物療法のほかに、@ペースメーカーA植え込み型除細動器B外科治療、などがあり、主に薬物療法が効力を発揮しない場合に用いられることが多い。

 

1)ペースメーカー
ペースメーカーは、徐脈性不整脈を治療する目的で体内に植え込む電気刺激装置。心臓が一定の時間以上とまったままになったときに、器械がそれを感知し、自動的に電気的な刺激を発生して心臓の収縮をおこす、というのが基本的な原理。

 

2)植え込み型除細動器
植え込み型除細動器は、心室頻脈や心室細動など、きわめて重症度の危険な不整脈の患者に対して適応される治療法。小型化したセンサーつきの装置を胸部に直接植え込んでしまいます。心臓にいつでも、どこでも自動的に直流通電による電気ショックをあたえ、心臓の正しい動きをうながすものです。

 

3)外科治療
外科治療は、不整脈が発生する原因となっている、病的な回路を外科的に切断したり、除去する目的でおこなわれる治療法です。